研磨装置
HOME / 研磨装置 / 負圧吸引式ブラスト研磨装置 / 概要・特長
概要・特長
「負圧吸引式」とは
完全密閉状態で吸引することにより、処理風の速度は減衰することなく研磨剤が空気流に伴走し内部を削り取るため、入り組んだ部分での均一処理が可能です。
方式別での比較
- ブロワ式
- コンプレッサー式と比較し、重い投射材(金属)でも使用が可能。インバーターで風量調節が可能なため、加工の幅が広がる。電気代を削減できる。
- 負圧吸引方式
- 負圧(引っ張る力)をブロワで生み出すことにより、メディアを吸引し研磨を行う方式。吸引と旋回流のコラボから生まれた粉じんの出ないブラスト加工。手や研磨ブラシが入らない細管の処理が可能。
- プッシュプル方式(加圧吐出+負圧吸引)
- 長尺物または細管で使用する場合には、左記の2つの研磨技術を応用したプッシュプル方式が適合。
原理構造
研磨ワークを通過し、ブラスト処理した研磨材はサイクロンセパレーターにより使える研磨材は中間タンクを通り、砥粒供給装置へ、粉砕した研磨材は集塵機へと分離し、循環しての使用が可能です。
特長
「トルネード吸引」という新発想が、ブラスト研磨の常識を根底から覆します。
負圧吸引ブラストとは、開放端側からエアー吸引を行い、他端より研磨材を乱流吸引させ、製品内部の研掃を行うブラスト工法です。ワーク内部全体は等しい陰圧、出口は吸引源のため、風速流の速度は減衰することなく研磨材が空気流に伴走し内部を削り取るため、入り組んだ部分での均一処理が可能です。
- 1加工時間の短縮
-
ルーツブロワは電動式送風機のためインバーター制御による噴射風速の設定が自在に出来ます。
- 2粉じん防止、人体・環境に優しい
-
砥粒がワークからタンクへ直接回収される形で行うため、粉じんの発生部位がなく、クリーンでオープンな作業環境を維持します。
- 3長尺物の加工が可能
-
負圧吸引により、ワーク全てに等速で砥粒が衝突。安定した旋回流を発生させ、遠心力にて内面を確実に捉え研磨します。
- 4様々なメディアが使用可能
-
微細なメディアでも使用が可能です。
基礎ユニット
- ルーツブロワ
- セバレーター
- 砥粒投入管
- 砥粒排出管
- 砥粒定量供給装置
- サイクロン分離装置
- 研磨剤タンク
- リターン管
- サイレンサー
- ワーク固定沿具
負圧吸引式ユニット例 基礎ユニット
-
ルーツブロワ
-
セバレーター
-
砥粒投入管
-
砥粒排出管
-
砥粒定量供給装置
-
サイクロン分離装置
まずは、三共理化学にご相談ください。
最適な研磨方法をご提案します!
新世代型のブラスト研磨装置を使った研磨方法など、様々なお客様のニーズにお応えいたします。
研磨装置、研磨材・各種メディアの開発や製造のことなら、三共理化学にお任せください。