研磨装置
概要・特長
精度を重視し主に自動車部品に用いる研磨方法
テープ研磨装置
「テープ研磨」とは
研磨テープを工作物に押し当てて仕上げ研磨を行う方法。精度を重視した方式の研磨になります。
ポリエステルフィルムの厚さが薄く、均一に砥粒が分散しているので砥粒切れ刃高さのバラツキが小さく、良好な仕上げ面を得ることができます。
クランクシャフトなどの自動車部品や電子部品の仕上げ研磨に使用され、特に自動車部品では非常に多く採用されている方式ですが、その他の業界には以外に知られていない方式です。
自動化もしやすく、また研磨材の選定によって、求めたい仕上がりを追及する事が可能です。
原理・構造
テープ研磨では、工作物の形状を崩さずに粗さを向上させることが可能です。ラッピングフィルムに均一に分散した粒度を少しずつ細かくしていくことで、平面や曲面仕様の工作物を鏡面化させたり、逆に粗い粒度のフィルムを用いることで、設定された粗さに合わせて表面を粗すことが可能になります。
特長
ハイテク機器や自動車部品など、環境に配慮した、よりクリーンな作業環境をもたらす研磨法。
当社のテープ研磨は、精密研磨フィルムを利用した研磨装置です。常に新しい砥粒で研磨化工するので、品質が安定します。
連続研磨が可能なので加工効率がアップ、砥石研削に比べて圧倒的に管理がラクです。
- 1複数研磨で効率アップ
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切削加工後の面粗度向上に最適です。
- 2コイル材を連続研磨が可能
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不織布・ブラシでは取れないバリを除去します。
- 3ロール・シャフト材を研磨可能
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砥石で不可能な鏡面仕上げが可能になります。
- 4テープ研磨は平坦研磨が可能
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樹脂部を研磨して、パターンを露出できます。