研磨で綺麗にバリを除去したい!仕上がりに直結する金属や樹脂のバリ取りのポイント

製作時にバリの発生が予想される形状の金属部品も研磨で綺麗にバリを除去すれば、仕上がりが向上する

やっと完成、一息つきながら加工物をじっくり見てみると、
ギザギザした部分が残っていたなんて経験がある方も少なくないのではないでしょうか。

そのギザギザの正体は、“バリ”です。
バリが残ったままだと見栄えも良くないですし、綺麗にできたらしたいですよね。

“バリ取り”はバリを除去する作業工程を表し、製品の精度や安全性を左右する“重要な工程”なのです。
今回はバリ取り(バリの除去)についてご説明いたします。


目次
1.研磨でバリを除去する、金属や樹脂でも発生するバリとは?
2.研磨によるバリ取りでバリを除去するメリットと効果
3.バリを除去したい!研磨でできるバリ取りの方法とメリット・デメリット
4.研磨によって効率的にバリを除去するには~バリ取りなら三共理化学にお任せください
5.バリを除去したい!そんな時は研磨装置でバリ取り工程を最適化しましょう

 

1. 研磨でバリを除去する、金属や樹脂でも発生するバリとは?​

 

金属や樹脂に発生するバリとは、加工工程で製品の縁(へり)などにはみ出した余分な部分を示し、語源は英語のburr、同義語ではカエリがある

“バリ”とは、金属や樹脂を加工した際に生じる加工部分のギザギザを指します。
材質を問わずプラスチックやゴムを加工した際にも発生してしまうバリですが、
製品の製造工程では必ずと言って良いほど、“バリ取り”というバリを除去する作業工程が存在します。

バリ取りの工程では、加工物の形状を変えずに、バリの部分だけを除去することが必要です。

形状が大きく変わる大胆な加工がない分、注目されることが少ない作業ですが、
完成品の品質や性能に直結する非常に重要な作業でもあるのです。
バリ取りの精度が最終的な品質を決めると言っても過言ではありません。

 

2. 研磨によるバリ取りでバリを除去するメリットと効果

 

バリ取り後のバリが除去されている金属部品をノギスで正確に測長している姿

バリの除去をしようとすると、工程が増え、完成までにより長い時間がかかります。
しかし、加工時にできてしまったバリを処理せずそのまま残しておくと、
多くのリスクが発生してしまうのです。

・期待した性能を発揮できない
駆動時に部品に残ったバリが干渉し摩擦が発生する等、想定外の挙動を起こし、
期待している性能を発揮できない可能性があります。

・規格通りのサイズに仕上がらない
バリが残っていると、設計上のサイズに収まらず、部品の組み立て時の精度も低下してしまいます。
バリでできた隙間によって部品がかみ合わず、組み立てができなくなるケースもあります。

・故障
使用時の衝撃でバリが脱落し、動作部に入り込む可能性があります。
機械の傷や詰まりの原因となり、機械自体の故障に繋がります。

・怪我
バリの先端は非常に鋭く、危険です。素手で触ることによって、怪我をするリスクがあります。

バリを除去することによって外観の向上だけでなく、これらのリスクを回避することもできるのです。

 

3. バリを除去したい!研磨でできるバリ取りの方法とメリット・デメリット​

 

タグ:バリが発生して端面がギザギザしている切断後の金属部品

バリの発生は加工にはつきもので、発生を抑えることはできても完全になくすことは困難です。
バリ取りを行なう上で、大きく分けて以下のような方法があります。

・研磨材や専用工具を用いた手作業
 :バリの部分を目視で確認し、余分な部分を削る。

メリット:目視で確認しながらできるので、削りすぎを避けることが可能。
デメリット:作業員によるばらつきが発生する上に時間がかかる。

・バレル研磨
:バレル容器に部品と研磨材を投入し、容器の回転や振動によって、バリを除去する。

メリット:一度に多くの数量を処理できる。
デメリット:ランダムに研磨されるため、高精度を保つことが難しく、余計な傷が発生するリスクがある。

・バフ研磨(ブラシ研磨)
 :高速回転しているバフやブラシに加工物を当て、バリを除去する。

メリット:バリの部分を確実に除去可能で、さらに続けて鏡面まで仕上げることができる。
デメリット:角度や力加減によって調整が必要で、熟練した技術力を求められる。

・ブラスト
:研磨剤を高速で噴出し、バリ部分に当てることで除去する。

メリット:加工範囲の細かな調整が可能で、手作業よりも短い時間で処理ができる。
デメリット:ある程度の設備投資が必要になる。

 

4. 研磨によって効率的にバリを除去するには~バリ取りなら三共理化学にお任せください

 

金属や樹脂のバリを効率的に除去できる三共理化学のブロワ・ブラスト装置

三共理化学のブロワ・ブラストは、以下のような特長を備え、バリ取りにも最適です。

・オールインワンで省スペース型
・インバーター制御による噴射風速の設定が自在
・部分的なバリの除去も効率よく処理
・ノズル数を増やし、処理時間の短縮が可能

さらに、三共理化学のメディア“Lappin(ラッピン)”を合わせて使用すれば、(微細)バリ取り~磨きまで対応可能です。

Lappin(ラッピン)の最大の特長は、滑るように研磨が進み、表面に深い傷を入れることなく、
微細バリのみの除去が可能なことです。
表面を必要以上に粗すことなくバリのみ除去することができます。

三共理化学のメディアLappin(ラッピン)を用いれば、微細バリも綺麗に除去することが可能なことを示す処理の前後写真

三共理化学のブロア・ブラストは自動化との相性も抜群で、研磨材の選定によって、
お客様の求める仕上がりを追及することができます。

<バリ取りの自動化のメリット>

・時間短縮
・品質安定
・人材の有効活用

バリ取りを自動化することによって、多くのメリットが生まれます。
ご興味のある方はお気軽に三共理化学へお問い合わせください。

製品の詳細はこちら

 

5. バリを除去したい!そんな時は研磨装置でバリ取り工程を最適化しましょう

 

バリ取り処理によってバリの除去が完了し、表面が滑らかになった金属製の多孔プレート

今回の記事では、バリ取り(バリの除去)について簡単にご紹介しました。
バリ取りは一見目立たない作業にも思えますが、製品加工の際の非常に重要な工程の1つです。
生産現場からは切り離せないバリ取り工程を改善することで、品質向上や人件費削減が実現できるかもしれません。
バリ取りにご興味のある方はお気軽に三共理化学へお問い合わせください。

 

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